回想録

こっぴどく叱られたこと

ふと思い出したことがある。
小学校6年生ぐらいだったと思う。
東長崎の方に友達と釣りに行ったときのことだ。
バスで40分ぐらいはかかるところだった。
夕方少し遅く帰ったとき。

「ただいま~」と帰ったとき・・
奥から鬼のような形相で今は亡きじいちゃんが
出てきた。
明らかに怒っている。
「きさま!いったい何時だと思ってるんかあ<`~´>」
とどなるやいなや私の大事な釣竿を取り上げて
そのままひざで「ボキッ」っとへし折られ、私に殴り
かかろうとした!びっくりして飛び出した。
ムチャ怖かった。恐怖でいっぱいだった。
戦争を知っている人なので、怒った時はそれはもう
怖いのなんのって、ハンパじゃあない。

しばらく家に帰れずに近くの空き地の隅っこで
メソメソと泣いた。釣竿~(T_T)
どれくらいたっただろう。腹も減ったし・・・
真っ暗だし・・仕方ないので帰った。行くとこ無いし・・
怖かった・・帰るとじいちゃんはテレビを見ていた・・
メソメソしながら家に入った。避けるようににして
コソコソと何かを食べたのだと思う・・憶えていない。

当時も解っていたのだと思うが、あらためて思うと
よほど心配していたのだと思う・・
子供だけで釣りに行って帰りが遅い・・今みたいに
ケータイなんて無い・・じいちゃんは心配していたと
ころにのん気に帰ったもんだから腹がたったのだ。

親になると思う・・今はまだケータイのおかげで連絡
が着き易いのでまだいいけど。

私が18の時にじいちゃんはガンで逝った。
逝く間際に、病室のベッドの上でタバコを要求して
吸ったのだそうだ。じいちゃんらしい・・

怖い人だった。優しさを表現するのが苦手な人だった。

一度だけ将棋をして遊んでもらったことがある。

そんなじいちゃんにこう言われたことがあった。
「2度言って解らんやつには3度言わん!!」
「お前は、頭の悪いやつだなあ」・・と。

はい、確かに(ーー;)

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