同種の病の方の為に記事にしてみます。
私は、2014年10月に造血幹細胞移植・骨髄移植を行いました。本日現在
(2016年7月18日)は再発の兆候は見当たりません。
ただし、移植後にみられる「慢性移植片対宿主病(GVHD)」という状態に
あり、いわば「骨髄移植」の後遺症のような状態です。(表現が医学上正し
いかどうか不明・以下同)
移植の原因となったのは、「悪性リンパ腫」です。ここから始まりました。
そのことについては、今回は触れません。
GVHDの状態での「ドライアイ」について
昨年2015年11月ごろから極度に「目の乾き」を感じ始めました。移植後
約400日後ということになります。
予期していませんでした。サイトで調べるとGVHDの場合には当たり前の
ように発生しているようです。
それまで「目」の病気で困ったことは一度もありません。
30年システムエンジニアやっていましたが、その間「裸眼」でキーボード
叩いていましたし、オートバイに乗り始めてから「視力」が「回復」さえして
絶好調でした。
世の中の「薬(医薬品)」で「目薬」が一番キライです。何より嫌いでした。
それが今や毎日10回は点眼しているという悲しい状況です。
ドライアイの始まり
なんとなく目がゴロゴロとし始めてきて、「ゴミ」が入ったんだな・・と思って
いました。市販の目の洗浄液で洗ったりしましたが効果無し・・・。
そのうちに目を開けられないほど痛みと違和感が続きます。
そのうちに目をこすってしまって、赤く腫れてしまいました。近所の眼科に
行くと「結膜炎」の診断。目薬をもらいました。「赤み」はとれましたがゴロ
ゴロ感はまったく良くならず、しかたなく「別の眼科」に行きました。
すぐに「ドライアイ」です・・の診断結果。それもかなり「重症」と言
われました。その頃には目はほとんど見えません。
ところが、「見えない」のは「近く」を鮮明に見ることができないという中で
遠くを「全体的」には見ることができるという状態でした。なので車の運転
はできたのです。不思議ですが・・・
「視力」は落ちなかったのです。「スリガラス」のような状態で「鮮明度」は
かなり落ちましたが「視力」は落ちずにいました。
それからというもの「目薬のオンパレード」です。列挙しますと・・・
まずは代表的な「牛乳目薬」ムコスタから始まります。
・ムコスタ点眼液UD2%
・オフロキサンシンゲル0.3%
・クラビット1.5%
・フルオメソロン0.1%
・ネオ メドロールEE軟膏
・タリビット眼軟膏0.3%
・ヒアルロン酸ナトリウム0.1%
・リンベタ0.1%
・自分の血液から作った「生体目薬」(冷凍保存)
目に点す「軟膏」なんてあるんですからビックリしました。痛みは治まるけ
ど「真っ白」になって一時前が見えません(~_~;)
本日現在は、3種だけ使っています。
朝、「リンベタ」 数分後「生体目薬」 違和感があったら「ムコスタ」。
日中は「生体目薬」を適当に点します。冷たくてキモチーです。冷蔵庫から
出して使いますから。使っていないものは「冷凍保存」が原則です。
夜寝る前にムコスタ点します。気分でどれを点すか決めて、効果を見てか
らどうするかにしています。
リンベタは、「眼圧」に影響するらしく要注意です。点し過ぎないようにしな
いといけません。でも効果を期待できます。
ツーリングの時に目薬を持ち出す方法
を考えました。「氷」をいれたステンレスの水筒の中に入れてツーリングに
行きました。小さい水筒に。バッグの中に入れていたら夕方まで氷が溶け
ずに大切な「目薬」を「冷やして」くれました。おお~これは使えるって思い
ましたね~。
ランチバッグに保冷剤とかいろいろ試しましたがすぐに保冷剤が溶けます。
お弁当用のステンレス製の水筒かスープを入れるやつがコンパクトでいい
と思いました。
7ケ月が経過した今は「梅雨」ということもあってか「年明け」のころのように
重度な状態ではありません。助かっています。
ツーリングのサングラスもゴーグルタイプに切り替えました。これもなかな
か効果があったようです。一日走っていましたが、不便無く帰り着きました。
まだまだ「「お付き合い」をしないといけない「ドライアイ」ですが、仲良く付
き合っていくしかなさそうです。
日々の生活で一番気をつけているのは、「手を清潔に」して「目をこすらな
い」ということ。できるだけ「パソコンのモニター」を見続けないということ。
積極的に「温める」ということ。あと、「泣ける」映画を観るといいですね(^^)
少しは参考になったでしょうか?ほんの少しでもお役に立ちましたら幸いです。
ドライアイ
友達付き合い
したくない(~_~;)
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