ある衆議院議員のヘイトスピーチについて
害者」の人たちも同じ扱いにしたいのか・・価値観から「子供は作らない」と決
めた夫婦も「生産性」が無いと言ってしまうのか・・単に4文字のアルファベット
だけで片づけられるものではなくなるはず。
「生産性」が低下すると年金収入が減るから国が困るとでも言うのか・・
あるだろう。
「生産性」が低下すると年金収入が減るから国が困るとでも言うのか・・
あるだろう。
我々が、ツーリングをしている間も、こうやってパソコンに向って
いる間も、シリアからトルコへの難民の流出は続いている・・
一時期、トルコとシリア間の仲もかなり緊迫したが・・
今は、トルコ政府も何の罪の無い難民を国境近くで受け入れざるを
得ない状況になっている。キャンプには、20万人を超える難民が生活
を続けている。今も毎日、流出している状況だ。
一部の旧シリア寄りだった国が、アサド大統領への厳罰に反対して
いるが、そこは、「勝てば官軍」となるのは必至である。
リビアがそうだった。ルーマニアもそうだった。イラクもそうだった。
反政府側も必死に抵抗し、命がけで政府打倒を目指すのだから、各国
がたとえ反対したとしても、当事者達は、見逃さないだろう。
ロシア政府は、アサド大統領一族の亡命を受け入れるべく、アパートの
建設を急いでいるらしいが・・
こんな時、いつも苦しむのは、女 子供 年寄り と相場が決まっている。
首都は、壊滅的な状態・・・インフラ・ライフラインは、ほぼ機能しない・・
おそらく、政府軍だろうが、反政府軍だろうが、勝った方の負けた側への
報復は、並大抵のものではないだろう。
ウガンダの時のように、天文学的人数の虐殺が行われるかもしれない・・
シリアも、結局は、民族紛争なのだから・・
多国が、干渉できずに、見守るのには、訳がある。
いろいろな事情・利害のためである。
われわれは、単なる傍観者・・対岸の火事・・無力なのである。
民族紛争による、「血」の浄化は、決して可能ではない。
民族云々の前に、「人間」達は、生き延びようと、逃げ回るから・・
無駄な浄化よりも、和平・強調・協力というふうには、いかないのだろうか・・
「みんなで仲良く・・」は、ファンタジーなのだろうか・・
我々は、おとぎ話をただ夢見る、無力な人間なのだろうか・・
なぜ、最近、革命が増えたのか・・革命が容易に起こっているような・・
「革命」という名の「反乱」のような気もするが・・
まず、最初に上げられる要因としては、
その国の熟成度が低いからといえる・・
では、ナゼ未熟なのに起きるのか・・
成熟したいと国民が願うからである・・
では、成熟とはなにか・・
国民のほとんどが、「民主化」を成熟の域と勘違いしているような気が
する・・
「民主化」は、ゆわば、「公平」かつ「平等」な「経済」だと思い込んでいる
ような気がする・・
「経済」のイニシアチィブが、「国民」にシフトすれば潤沢にお金が回り、豊
かになれると思っている。
「経済」を動かすには、「知恵」と「努力」と「秩序」と「理性」が必要なのであ
るが、単に「市場開放」されれば「経済化」されて「民主化」されると勘違い
しているような気がしてならない。
「容易」に国民にシフトしてしまうと、みなが「合理性」に走り「バブル」をも
とめて「争奪戦」が始まるだけであって、結局はそこに「勝者」と「敗者」が
生まれるだけであって、100%の人が同じように潤うわけてではない。
今回は、何が言いたいかというと、「情報」のみが先行して高速で国民の
間に広まり、未熟で理性のない人々が、反乱を起し、日頃のうっぷんを
晴らそうと暴徒化し、破壊し、傷付け合い、最後には、殺し合いにまで
発展しているケースが多いのでないかと言いたい。
何がそうさせたのか、・・そうさせたとはチト違うな・・
何によって「そのようになりやすくなったのか」・・だな・・
「FACEBOOK」や「ツィッター」、スマートフォンやIフォンなどのネット
ワークツールの普及が加速させたと言いたい。
では、それらに罪があるのか・・それはまったく無い・・
では、何がいけなかったのか・・
未熟な人間が、「高度なネットワーク機器・ソフト」を手にしたことが最も良
くないことなのだ・・と言いたい。それらのシステムによって加速しやすくな
った。学ぶ前に情報が高速で流れ込んできて、勢い付いた。
一種のプロパガンダ的な流れが起きたのだと思う。
筋の通った「主旨」にのっとって起きたのではなく、面白くないから起きて
いるような気がしてならない。
本来、未熟であれば、先に「学ぶ」べきである。
「理性」の無い人間が、「情報」を発信したり、受信したりして行動を起し
ていった。
「判断力」や「統率力」、「指導力」「説得力」「計画性」の無いままに単に
行動に走ったのだと思う。
そこには、「自由」「民主主義」「解放」といった人を動かしやすい言葉で、
導いていった何かが存在する。
根回しや、話し合いや、理論武装を怠ったまま、単に破壊に走った。
デマなどが横行し、他人を焚き付け、集団で暴動を起したに過ぎない
状態にあると思う。まさにプロパガンダと言えよう。
クーデターよりもテロに近いものを感じる。
「レボリューション」ではない。まさに「破壊行為的」な・・
イデオロギーをもってして、本来のあるべき姿への変革を追及すべき
であって、破壊行為は、単なる「うさ晴らし」である。
未熟な人間に「高度な道具」だけを与えては、危険なのである。
高度な機器は、ある程度の知識のある人間が持ってこそ、その真価
が発揮できるものである。
チャリしか乗ったことの無い人間にF1マシンを渡しても・・
情報を整理したり、判断したり、蓄積したり、検索したりして
将来を考えて、統計を取り、パターンを認識し、文化や歴史や
世界とのバランスを考えながら、国民が協力して分担しあって
おのおのが、責任持って行動しなければならず、単に破壊しても
復旧には、時間とお金と労力が必要になるだけである。
願う「経済化」が遠のいてしまうことになる。まさに愚かである。
電子的ネットワークとは、非常に強力で、危険なシステムなのだ。
未熟なのは、政府だけではなく、自分たちこそ、最も未熟で教養
の無い人間であることに気づき、本来の「情報化」をすすめるべき
なのである。
未熟な者に、「高度情報機器」を持たせてはいけない。
それよりも「高度な情報を互いに交換しあう」べきなのだ。
もっと言うなら「何が高度情報なのか」について学ぶべきである。
持たせるなら、教科書と、辞書と、電卓と、定期券がよいと思う。
「ローマは、一日にして成らず」である。
未熟な者達よ!!今すぐに「破壊行為」をやめなさい!!
結局は、弱い老人、子供、女が犠牲になるだけなのだから。
「高度な情報機器」ではなく、
「高度情報」を手に入れなさい!!
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