子供のころから何でも分解することが好きだった。
そのほとんどが元に戻せなかった( 一一)
何かの「中を見たい・知りたい」という欲求は、歳をとっても
なくなるもんじゃーない・・・( 一一)
いくらかは「元に戻せる」ようにはなった。
今回は、絶対に元に戻せない分解・・というより破壊・粉砕???
油温や水温、排気温などを検知する「センサー」を壊してみよう!!
って・・もう破壊してしまったけど・・

中からなにやら黒い筒がでてきたぞー・・

これだけ。
入っていたのは、「サーミスタ」と「スプリング」だけ。

サーミスタが先端に付いている。
センサーは、実は、上下に分かれていて、絶縁体を挟んで絶縁されている。

ボディ側はアースされているのでマイナスへと流れる。その時にサーミスタを
通過して流れていくことになる。
サーミスタは、「温度」に応じて「抵抗値」が変動する素子
で、温度が高くなるほど抵抗値は下がっていく。それに合わせて「温度計」
の針を動かすようにしている。
では、サーミスタの常温での抵抗値を見てみよう。

2KΩ(2キロオーム)もある。それでは、サーミスタをライターであぶってみよう。

温度は何度になっているかはわからないけど、けっこう熱い。

あっというまに700オーム(0.7KΩ)まで下がった。
メーターの精度は、サーミスタ頼りといっていい。ここがいかれると
当然狂った表示を示すことになる。
センサーは、メーターのメーカーによって規格が異なる。様々あるので
何でもいいわけではない。入っているサーミスタが違う。
油温・水温・排気温のメーターを使っている人で最近調子がおかしいなあ
と思ったらまずほとんどの場合は、このサーミスタの不良だと思う。
一度センサーを交換してみるのもいい・・けど、メーター買った方が安く
感じるということもあるかも(^^♪
人生の
重みを測るものはなし ( 一一)
最近のコメント