エンジン音のしないオートバイは、果たして魅力的か?
レシプロエンジンが醸し出すエンジン音に魅せられて多くのライダーが
スロットルを緩めることもなく疾走していく・・
むしろエンジン音よりもヘルメットをかすめる風切り音の方がライダー
をその気にさせる・・・
エンジン音を遥か後方に置き去りにして、振り向くこともできないまま
前方を凝視し、ヘアピンカーブに侵入してく時、エンジン音も風切り音も
忘れ去り、コーナーの出口をどう抜けていくのかだけにライダーは注力
し、傾けた車体を維持したまま次のシーンを想像する・・
コーナーを抜けた時の安堵感の後、風切り音とともにエンジン音が戻って
くる・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・そう、独特の音と振動、スロットルに連動する回転・・・
そんなレシプロエンジンの持つ味わいをいつか味わえない日がくるのかも
しれない・・・・
あの「ハーレーダビッドソン(Harley-davidson)」が数年かけて作り上げて
きた「Electric motorcycle 電気オートバイ」を来年発売するかもしれない・・
企業が生き残るために避けて通れない「エコ」の問題・・
地球温暖化・・・原油不足・・・一酸化・二酸化炭素・・・避けられない課題だ‥
意地を張ってレシプロエンジンの開発だけを続ければ存続できなくなるだろう‥
Harley-Davidson electric motorcycle.
アメリカンからとても遠いイメージだ。
クラッチマスターもなければシフトペダルもない・・オートマチックだろう。
かと言って殺風景でもなく、洗練されたデザインは重厚感と高性能感を
イメージさせる・・・さすがハーレーと言ったところ・・・
私がライダーでいる間は、まだレシプロエンジンが主流だろう・・・
将来、音もなくバイクが交差点を疾走してく時代がやがてやってくるだろう‥
時代の変化・・生活の変化・・・価値観の変化に追従できそうも無いオヤジ
ライダーはそう長くは生きられないだろう‥
いい時代に生まれ、生きてこられたことを幸せに思うことにする・・
もう少しの間・・風切り音とエンジン音を楽しみたいと思う・・
新しい時代の幕開けは、すぐそこまでやって来ている。
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