半田付けに使うフラックスを効率的に使う方法
電気・電子部品を扱うときに必要なのが「ハンダ(半田・はんだ)」。
半田ごてという熱棒に「はんだ」という一般金属より融解点温度が低い金属
を押し付け、融解させて溶けている間に金属と金属に塗りつけ接合させると
いうもの。
よく使うのは、電子基板にパーツを固定したり、電線と電線、電線とパーツな
どを接合するのに使用する。
とまあ、「ハンダ」のことはいいとして・・この「ハンダ付け」の際に手際よくハン
ダの「付着」を促すのに使用するのが「ヤニ(フラックス)」といわれ
るもの。一般の「ハンダ」の中にはこれが含有されてはいるだけれど場合によ
り多用される。
この「フラックス」を効率よく使用したいと思って「ディスペンサー」といわれる
「筆」のようなものを使用していたのだけど、けっこうボタボタ・ダラダラと流れ
ることがあってなかなかうまく使いこなせないという不器用さが自分にはあった。
ボトルになっていて購入したフラックスを移して使用する。これはこれでいい
んだけど私の場合には、塗りたい部位の面積や長さがとても小さく・狭い。
なので、この手のディスペンサーだともったいない結果になることが多い。
余分に塗り込んでしまって、「ハンダ」を付けると「ジュー」っと音がするほど
でその分局部の温度が一時的に下がってしまい、ハンダが流れ・走り出す
のに微妙に時間がかかる。
次に考えたのが、「ペン」式のディスペンサー。
ところがこの手のディスペンサーは、やたら高価で、結局フラックス代を
「吸い込む」ほどの値段がする。毎日毎日、ハンダ!!というプロの仕事には
いいかもしれないが、パートタイムセミプロにはとてももったいないぐらい高い。
そこでどーーにかならないかと・・探し出したのがコレ!!
「コピックスケッチ」というカラーペンのシリーズ
URL http://copic.jp/product/sketch/
の中の「コピック スケッチ カラーレス」という1本。
カラーが入っていない「空容器」だ。「空(カラ)」だからとても安い。
しかも、筆先のタイプが2種付いていて、細身と太身になっているので使い
分けができる。
これにフラックスを移して使用すると、「ほんのちょっぴり塗布」ができるので
フラックスがとても長持ちする。
一般のフラックスディスペンサーよりも安いのでフラックスのタイプ別に数本
持ったり、万一劣化して使用できなくなってもすぐに買い替えすれば済むような
ぐらい安い。
安価な「ペン式フラックスディスペンサー」をお探しの方!!一度お試しあれ!!
アマゾン、楽天、Yahooどこでも販売されてます。
フラックスを移すのには、先がとて細いスポイトが必要。百均に行って探そう!!
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