LEDヘッドライト「LEXYO」に限らず、ハロゲンもHIDも当然光軸がズレてい
ると車検には通らない。
二灯式の自動車の左右のカットラインほどの課題は無いものの、検査方法
が変更されるというウワサを考えると、今まで以上に「車検」に対して気に
なる度合いが強くなってしまう。
最も重要なのは、「車検」もさることながらそもそも夜間・暗部走行時に
前方がしっかりと明るく見えていますか??ということが大切。
V-maxの光軸も少しでもズレてしまうとただでさえ130φという小さいレン
ズのV-max、かつバッテリーが軟弱とウワサされているV-max・・車検に
通るはずがない。
ハロゲンやHIDでも高輝度LEDでも全て同じこと。いろいろな記事でHID
は通りにくいとか、まだLEDでは弱いとかいろいろと言われているけれど
まったくの同じ条件下で比較しなければならないのだけど一部の個体
の結果のみで全てを語られている場合が多く、決して決めつけたり先入
観を持ったりしないことが大切だ。
やってみないと分からない・・が答えだといえる。
では、V-maxの光軸・・というより「ヘッドライト」の「前照灯」の「光」の向き
の調整はどのように行うのか・・に焦点をあててみよう。
「車検」を前提とするのであれば、ある程度の距離、V-maxをまっすぐに
立てて、この場合は、センタースタンドをたててもダメ!!ライダーが座って
いる状態でのレンズの高さが起点となるからだ。
まっすぐに立てた状態で、前方に照らす光の高さ、光度、左右の向きが
課題となる。
検査場のバイク専用レーンには、バイクをまっすぐに固定するための
レーンがあるのでそのことをシュミレーションできなければならない。
もし、照射した光をカベなどに当てて確認するのなら「二人がかり」になる
かもしれない。ひとりだと座ったままカベにマーキングなんて出来ないです
からね。
V-maxの純正130φレンズには、上下2本のボルトが付いている。
レンズに向かって「右上」と「左下」の2本。
裏側を見ると・・
レンズに向かって右上のボルトを締めると、レンズ上部が右斜め下方向
に向いていきます。「下」だけではなく、若干、右側を向いていきます。
レンズに向かって左下のボルトを締めると、レンズは、左斜め上側に向
いていきます。2本で4方向を調整することになります。
当然、締め過ぎは禁物。ちょっとの「締め」や「緩め」によって10m先の光
は大きくズレていきます。
手元で見る限りは、ほとんど動いていなくても10m先での状態はまったく
違うのです。
レンズの角度をたったの1度(360度の360分の1こと)角度を変化させただ
けで10m先では、17cmものズレが起こります。コレは、検査場においてはと
ても致命的なことです。センサーに照射される光度に大きく影響します。
明暗の境がハッキリしていると調整がとても楽です。いわゆる「配光」「カット
ライン」ともいいますが、このカットラインを頼りにカベにマーキングしながら
真正面に照射し、ロービームの高さ(基準 : レンズ高の80%)を照らすように
調整します。
辺りが暗い時、暗い場所でないとなかなか個人では確認できません。
平坦で、正面にカベのようなものがあって確認用の距離5m~10mは必要
になります。カベはまっすぐでないといけないし・・と周辺にありますか??
自信の無い方は、むやみにイジらない方が無難かもしれません。
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