バイクよりとっても簡単な車のヘッドライトの交換をしてみましょ。
ヘッドライトの交換といえば、HIDということになります。
今回は、
「Let's (レッツ)HID」というブランドのHIDキット(セコハンやイエローハット
、オートバックス、タイヤ館などで販売されているもの)
HID 35W HB4 6000K(シングルバーナー リレーレス ロービームのみ)
の交換について。
随分以前の話題だったんだけれど、とりあえず記事にしてみようかと・・
先にお伝えしておくと、このHIDは、とても電圧降下に強くて、バッテリー
が少々弱っていたり、充電不足時でもきちんと着火・点灯してくれる。
リーズナブルで、庶民向けのHIDだ。決して50,000円以上もするHIDに
引けをとらないものです。
我が家の車は、それはそれは古い車で、「トヨタ カローラスパシオ」の
2000年式ぐらいのモデルで、走行距離は、なんと既に10万を越えていて
130000Km以上走っている。こんな車をいまさらHIDにしても・・と思いつつ
も、仕事の関係上必要に迫られての交換となってしまった(^◇^)
まずは、「エンジン」を切っておく(ー_ー)b (^◇^) 当たり前か・・
次にボンネットを開ける(ー_ー)b これも当然か・・
確認!!
スパシオは、いわゆる4灯式(ヘッドライトバルブ)が4個付いている。
一般的にHIDに交換する場合は、「ロービーム」だけでよい。
もっとも、予算に余裕があって、ボンネット内部に取り付けられるスペース
があれば、「ハイビーム」側もHIDに交換してもよい。
ニ灯式の場合は、バイクと同じ「H4」というタイプが主流。これだとハイ/ロー
を一度に交換することが出来る。
ちょっとその前に・・・
ボンネットを開けると、他にウインカーやポジション球も確認できる。
ポジションとは、一般的に「スモールランプ」と言われるものでスパシオの
場合には、T10ウェッジ球が使われている。
こちらが、そのT10ウェッジ球。
これは、市販のウェッジ球LEDと交換してしまう。なぜなら、ハイビームは、
めったに使用しないからいいけど、ホジション球は、ロービームが点灯し
ている間は、同じケース内で、一緒に光ったままになってしまい、HIDの
ロービームの色とこのポジションの色をほぼ同じ色にしないとちょっと
カッコ悪いことになってしまうからである。
この手は、だいたい6000ケルビンという色温度の物が多い。今回のHID
の色温度も6000Kなのでだいたい合うだろう。こんな色合い。
さて、HIDの方にいこうかな・・・
スパシオのロービームのバルブ形状の規格は、「HB4」といわれるよくある
タイプのバルブだ。まずは、このバルブを抜くことになる。
バルブ全体をつまんで、左方向へ回すと取れる。
純正のハロゲンバルブを抜いて、今回のHID HB4 シングルバルブを車体
側のコネクターに挿す。接続は、こんだけ!!いわゆる「リレーレス」といわれ
るタイプのHIDだ。ポン付けである。
もしも接続できない場合には、型式を間違えたということになる。
次に、バーナーの高圧線ケーブルをバラストに繋ぐ。正確には、バラスト
についている「イグナイター」に接続する。
このイグナイターは、家庭の蛍光灯のグロー管のようなもので、スイッチ
が入った瞬間だけ「23000V」の高圧電流が、「ポン」と流れ、バーナーに
着火させる役目を果たす。その後は、40V以上の電圧が、常時バラスト
から供給され、「炎」が点灯したままの状態が続くことになる。
このコネクターは、KTコネクターという、一般コネクターよりも高性能な
高級コネクターを今回のは、使用している。
バラストは、セット内に付属の金具を使って、安定した場所に固定する
ことになる。どこでも良いが、他の部品と干渉しない場所を選ぶことが
とても重要だ。
とりあえず、先に着火テスト!!
点灯したら、固定していく。場所選びが、けっこうたいへん。
バーナーの交換よりもこちらの方がたいへんだ。
まあ、適当な場所に固定する。
抜いた純正バルブは、用心のため、車内に
予備として保管しておく。必ず!!
配線の取り回し、固定などを念入りに行う。振動などで落下しないように
しっかりと固定すること。
さて、これで、古~い車が、ほんの少しだけ、近代の車に近づいたような
気がしてきた・・・俺だけかな(;一_一)
見通しの良い走行が、これで行えることになる。
少し安全運転につながるかな。
あと、6000ケルビンに近づけたいのが、ルームランプだ。
純正の暗いアンバーな色よりも、アーバンな白色が、違うムードを感じ
させてくれるはず。
是非、みなさんもこの夏の間に、涼しい6000ケルビンの色合いをお楽しみ
ください。
LEDヘッドライト
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