HID考 窓とカーテン 漏れる光 形さまざま
HIDと一言で言っても、実は、かなりいろいろとあるねぇ。
バラストこそ、ワット数と厚み程度の違いで、そんなに数があるわけでは
ない。
バーナーの種類は、たくさんあるけれど、バラストは、みな共通だ。
まあ、一部D2やD4の違いはあるにはあるけれどそんなに多くは無い。
(D2とD4の差は、電圧に違いがある。)
ところが、問題は、「バーナー」である。それも色のことでは無い。色とは、
一般的に言われる「色温度」のことで、黄色-白-青といろいろとあるが
それだけのことだ。
「バーナー」の何が違うか!!それは、「窓」と「カーテン(遮光板)」だぁ~。
まずは、「窓」から・・といってもH4のタイプだけど。
なんかぜんぜん違うね。他にもいろいろとある。
次にカーテンだ。金属の板がついている。付いていないのは、まあ最低
だな。
「遮光板」といって、光の出方を調整するもの。よく見ると、大きさ、長さ、
幅が少しずつ違う。いろいろとある。
もちろんこれだけでない。各社いろいろな形がある。
見比べてみよう。同じ窓に、違うカーテンをしてみたらというと・・
まずは、「Low」の状態から・・
向って右側は、少し光が漏れているよね~~理屈からいうと、「真下」に
少し漏れている。必ずしも「悪い」訳ではない。この漏れた光をリフレクター
が拾うと、やっかいなことになる。LowなのにHiになってしまうから。
次に「Hi」にしてみた。まあ、強烈に光が飛び出してくるので、肉眼では比較が
できない。本当は、こういうときは、サングラスか何かで見ないと目を傷
めることになるので注意!!
これで何が言えるかというと、窓と遮光板(カーテン)の相性というか組み
合わせによって、光の出方が違うということがいえる。
窓に問題があるわけでも、カーテンに問題があるわけでもない。あくまでも
「窓」と「カーテン」と「フレクター」と「光軸」の関係によって、不愉快なも
のになるのか、きれいなものになるかが決まる。
「色温度」なんてその次の課題になる。
よって、使用している車体のレンズのリフレクターとの関係によっては、
とてもグレアが出やすい。グレアとは、以前も触れたけど、「チラつき」
のこと。対向車というか、世間にとってはいい迷惑となりかねない。
まあ、結局のところ、付けてみないと分からない。残念ながら。付けたあ
とで、グレアが無いか、キチンとHi/Lowになるのかを見て、あまりにもひ
どい時には、上記のことを思い出して、次は、改善できるようにしたい。
昼間のような明るさを提供してくれるHIDも、近所迷惑な光かたをしないか
どうかは、すぐに確認したいところだ。
せっかくのHIDも「かっこ悪い」光かたは、避けたいものですよね~。
既に自家用車のヘッドライトをHIDにしている方は、上記を頭においてご自
身の愛車のHIDを、少し遠くから見てみよう!!( ̄O ̄)/
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