電球 V-maxの電球について
V-maxのLED化に向けてまず知っておかなければならない
のが、この「電球」のことである。というよりも形状のこと。
まずは、テールランプ(ブレーキランプ)から。
V-maxのテールランプには、通常2個の「S25d/BAY15d」と
いう電球が入っている。玉の口金をみると「21/5W」と刻印
されているのでブレーキ時21Wで通常時5Wの電力が必要
とされる。1個で21Wということは、2個で42Wということになる。
ということは、ヘッドライトのHID/35Wよりも電力が食われる。
この「S25d」の「25」とは、ガラス管の直径25mmのことで金
具とは違う。金具は、BAY15dという15mmの金具を使っている。
「d」は、「ダブル」の意味で、明るさを2段階に分けられる
という意味である。ようするにブレーキ時と通常時。
金具についている電極の突起(ポッチ)に段差があるのが
わかりやすい。
当然ダブルにはダブルの、シングルにはシングルの口金
と電球を使用しなければならない。
V-maxの場合は、口金15mm、ガラスが25mmのダブル球
を使用するということになる。
口金球をそれぞれ比較してみた。
よくみると判るが、ダブル球とシングル球では、ポッチの位置
に違いがあって、ダブルには段差がついている。
金具の底も違う。ダブルには接点が2個ついている。
G18という球と比較するとわかるが、金具は同じBA15を使用
している。G18のガラスは18mmというのがわかる。
BA15とBAY15にも違いがあることを認識しておくことにする。
T10というのもあって、こいつは、口金のサイズが違う。
T10の呼び名は、ウェッジ球にも出てくる呼称だが図の場合は、
口金球であってウェッジ球ではない。ガラスの径は同じ10mm。
使用されている口金がウェッジ球とは違うことをここでは覚えて
おくことにする。(ウェッジ球については、いずれ)
このようにしてみると、どうも電球というのは、ガラスの大きさ
で一般には販売されていて口金のことは余り触れていない様
である。長さに問題がなく、口金さえ合えば違うサイズの電球
で代替できそうだ。まあ、やったことはないが・・
ウェッジ球ではやってみましたけど・・(いずれまた)
口金球については、上記のことを判っていれば、純正のままの
電球から口金のあったLED球に交換するだけでテールランプを
LED化できるということになる。何も高いLEDのインナーや汎用
のテールランプにしなくても電球だけで、見た目はノーマルを保
つことができるということになる。
いろいろなサイトで、LEDが販売されていて、いったいどうすれば
よいのかよく判らないという方は、どの部位から交換するのかに
ついて考えて、ひとつひとつ交換していきましょう。
ウェッジ球 編へ続く~~
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