下向 V-maxのテールランプをLED化
前回のV-max テールランプ(ブレーキランプ)の続き。
前回お伝えしたようにV-maxの純正のテールランプを
LED化するためには、「S25d/BAY15d」という規格の形
をしたLED球を探せばよい。
ところでここで課題がひとつ、前回触れていなかった
のでお伝えしておかなければならない。
「d」の表す意味は、「ダブル」の意というのは前回お伝え
したが、ただのダブル球では、V-maxにはちと役不足と
なってしまう。あくまでも「ダブル球」が解決するのは、
「ブレーキ時」と「通常時」の使い分けだけであって、
「ナンバー灯」の意を含んでいない。これが課題。
ダブルにしたからといってナンバー灯が照らされるわけ
ではない。
通常「ナンバープレート」は、テールランプの真下にあって
テールランプのレンズの下部のクリアな部分から明かりの
おこぼれ明かりをいただく仕組みになっている。
それをただのLED S25d/BAY15d ダブル にしても下部に
向かってLEDのレンズが向いていないと意味がない。
ショップのサイトやオークションサイトに出回っているS25d
LED球を探すときに必ずLEDのレンズの全体が前方を向
いていて、数粒(4個から10個ぐらい)が下部を向いている
ホワイト球を探すべきである。
純正テールランプのレンズは、「赤色」(レッド)なのでレンズ
の中で光る色は、赤ではなくて白(ホワイト)であるべきだ。
赤レンズに赤色LEDだと試したことはないがおそらく黒っぽ
くなるだろう。しかも、ホワイトでないと下部を向いた
ナンバー灯にはならない。赤色でナンバープレートを照らす
訳にはいかないから。
まとめると次のようになる。
金具の規格 BAY15d
ガラスの大きさ 25mm S25タイプ
電極数 ダブル
呼び名 S25d/BAY15d
LEDの向き 前方と下方
例えば次の様な球になる。
これなら、ただのポン付で現在の純正電球からLEDに
変身できる上に、ナンバー灯(ライセンス灯)もかねて
いるので車検にもまったく問題ない。
尚、購入するとしたらLED12発程度以上なら問題ない
とおもう。なぜならV-maxはそれを2個付けるのだから
12 x 2 = 24 で24発にもなれば十分な輝度を得られる。
12のうち、前方が8で下方が4であれば、2個つけたとき
前方16発 ナンバー8発 の立派なLEDテールランプ
になる。
どうしてもシングル球にするのであれば、ナンバープレー
トを固定しているボルトを電球付のボルトに交換してナン
バーを照らすことを講じないと車検には通らない。
LED化することでバッテリーにとてもやさしくなるのは間違い
ない。電気系の弱いV-maxのようなマシンこそ早めにLED化
する方が望ましい。
確かに自分が望む輝度や色合いの電球をネットで探すのは
けっこう容易なことではない。けっこう失敗の可能性がある
かもしれない。高価なものだから間違い無いとも限らない。
シングルならともかくダブルに関しては、ちょっと覚悟がいる
かもしれない。
重要なのは、安定性だと覚悟しなければならない。
安価で、作業の面倒がなくて、車検にパスするLED化でした。
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V-max LED S25d BAY15d ダブル球 シングル球
V-max ナンバープレート 車検 純正
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