望郷
遠く離れた懐かしき生まれ故郷を思い出す。
「望郷」とはそのようなことをいう。
今回は、まさに上から覗き込むように眺めて
きた我が故郷(ふるさと)軍艦島(端島)。
長崎の南の半島となる野母崎半島の先端
にある山の展望台から眺めてみた。
今は誰も住んではいない。炭鉱の島。
連合軍が潜望鏡から見たこの島の影を見て
魚雷を打ち込んだのもうなづけるのがこれ。
横から日を受けて見える影は、まさに軍艦である。
私は、この力強い人工島で生まれた。
それから50年・・
島ほどの力強さもなく、ただただ望郷の念にとらわれ
懐かしむばかりの日々である。
残りの人生をどう生きるのかを考えなければならない
時を迎えている。
さあ、考えてみよう。誰も助けてはくれない。
さあ、考えてみよう。覚悟して何かを始めなければ
ならない。とりあえず何かを始めてみよう。
必要なのは、「勇気」ではなく「覚悟」である。
と、今は思う。
私には、帰ることのできる故郷はない。
後戻りできないのである。
望郷とは、心の中の里帰りであるだと思う。
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