半分半分
ここに入院して丁度5ヶ月になる。血液の病気と告知されたときは「何の事か」分からなかった。単なる皮膚病から始まった。最悪の事態や不遇な未来を想像した。さまざまなことが頭を巡った。一度に何もかもやらなければならないという脅迫感が一時期あった。何かに追いかけられるような感覚だった。
いつの間にか「感覚」がズレてきたような気がする。今だに「整理」はついていない。「人生」や「命」や「生きる」
などということについて「整理」できたり、「理解」できているわけではない。とても「漠然」としている。いろんな人の闘病生活をみる機会もあったし、さまざまな人が世にいる。当たり前のことだが。実感しないまま「客観視」して理解しているようなフリをしていたのか・・「複雑」な想いの「状態」に今ある。頭の中が、どこか半分ずつそれぞれ「違うこと」を考えている。別々のことを。病院は、私を「治療」するのが「課題」であり、私の「人生観」だとか「社会復帰」だとか、「世間との関わり合い」だとかについては考えてくれないだろうし、責める理由もこちらとしてはない。とにかく「治らないと」その後の話題は、続かないのだから。しかし、ここを出たらすぐに社会と関わる事になるし、働かないといけない。戻る場所が「保証」されているわけでも、その「体力」が用意されているわけでも、その間の生活費や準備金や借金返済を補ってくれるわけでもない。にも係わらず今後のことを計画するのはとても「こっけい」に思えてくる。だから「半分」は、「前向き」に「半分」は「後ろ向き」についつい考えてしまっいるような・・・・何も考えないで「前向き」になるだけというのは、とても「難しい」行為だ。今の私にとっては。できるだけ早い時期に、「整理整頓」したい。
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コメント
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いっぱい、たくさん悩んで、考えてみてください。
ポジティブな表現をすれば、篠栗さんは他の人が経験できないことを今、経験しているわけです。到底、自分にはわからない葛藤がたくさんあると思います。
そういった葛藤に正面から向かいあって悩んで、考えて、時には泣いて、時には怒って....それは、篠栗さんにとってきっといい財産になると思います。
投稿: おさやん | 2007年2月17日 (土) 23時57分
私の場合、なぜか治療に対する不安とか、社会復帰できなかったら、とか、そういう考えが全然浮かばないんです。考えていることは社会復帰するまでに何ができるか、何をしておけばスムーズに復帰できるか、とか。治療に波はあっても病気は治って当然で、社会復帰するのが当然だって考えているようです。
性格にもよるのかもしれませんが、後ろ向きになると後ろ向きスパイラルにはまりさらに後ろ向きになってしまう気がします。それを楽しめるならいいんですが、多分苦しいんですよね?
前向きの感覚をふとつかめる日がくるといいなぁと陰ながら応援してます。
投稿: fan | 2007年2月17日 (土) 12時10分
ばくがあ~さん
ありがとうございますm(__)m (^o^)/
投稿: 管理人 | 2007年2月17日 (土) 00時17分
植物人間になるだろうと言われた男だが車椅子→歩行器→杖→歩行→手術→通院→手術→二年で、右腕が少し動かないまで回復したので、篠栗さんも頑張って前向きに!
投稿: 麦芽男山口人 | 2007年2月17日 (土) 00時00分